今日の横浜雙葉クラスの中で時間をかけて集中して取り組んだものの一つに、プリント内での巧緻性の課題がありました。
『見本のお約束をよく見て、同図形を探しながらクーピーペンをしっかり選び、線からはみ出さないよう素早く色塗りをする』…プリントだけを見ると単純な内容に思えますが、この発問の中にはいくつもの指示があり、この時期の年長クラスの子どもたちにとっては少し難しい課題でした。
先生のお話をしっかりと聴いていなければ何をどうやったらいいのか戸惑ってしまい、考えている間に時間が経ってしまいます。
発問を聴いてしっかり憶えたら、左手と右手を上手に使って、ひとつひとつ丁寧に確認しながら取り組むのがポイントです。

 

初めての課題には、みんなドキドキしたり、不安になったりしますね。でも何度も繰り返して練習していくうちに、自然と理解が進み、道筋をつけて考えることができるようになります。諦めずに根気よく取り組むことで、自分の中に「できる！」という『引き出し』が増えていくものです。

 

横浜雙葉小の考査では指示製作とは別の課題として、このようなプリント巧緻性が用いられる場合があります。6時間の考査の中で、どのような課題がどのような場面で出題されたとしても、落ち着いて自信を持って最後まで諦めずに取り組む姿勢が大切です。その姿勢こそ、横浜雙葉小合格に結びつく大切なひとつであると湘英会では考え指導しています。

 

春休みに入る前に、少しでも多くの『引き出し』を作れるように、楽しみながら頑張って参りましょう。