年長児のホームクラスは、2月の最終週から3月度のカリキュラムに入りました。指示行動クラスは、ゲームと自己表現（ダンス・リズム）の課題を中心に取り組みます。1回目の授業では、「いろいろなお仕事」の表現で、おまわりさん、運転手さん、コックさん、お医者さん、大工さん、野球選手、サッカー選手、水泳選手、おすもうさん、お母さんに取り組みました。具体的には、まず、子ども達にどう表現すれば分かりやすいか考えて発表してもらい、必要に応じて、より分かりやすくなる様にアドバイスを与えて、みんなで練習しました。特に、お母さんの表現を悩んでしまう子が多く、「お家でのお母さんの様子」を思い出してもらって、お料理をしているところ､洗濯物を干しているところ、掃除機をかけているところなど、それぞれのお母さんを表現できました。2回目の授業では、「いろいろな生き物」の表現で、うさぎ、きりん、ぞう、ねこ、さる、たぬき、かえる、かに、ちょう、はちに取り組みました。この課題では、その生き物の特徴、動き、イメージをできるだけ大きな動作で表現して、鳴く生き物であれば、鳴き声を真似ると格段に分かりやすくなります。このような身体表現の課題は、横浜雙葉小学校や横浜国大附属横浜小学校など、毎年多くの小学校の入学考査で出題されています。的確に表現できるに越したことはありませんが、もし出来なくても一生懸命に考え、何とか表現しようと頑張る姿勢も高い評価がいただけると思います。行動観察のゲームは、1回目は「ハンカチ落とし」、2回目は「はないちもんめ」を行いました。「決められたルールを守る」、「他者と積極的に関わる」、「意欲的に取り組む」、そして何よりも「ゲームを楽しむ」ことが求められます。また、歌を歌う際は、元気に歌うことが大切です。いろいろな童謡や子ども向けの歌を、自信を持って歌えるように、ご家庭でしっかりと取り組んで下さい。