少しあたたかくなってきたと思ったらまた寒の戻りがあったりと、なかなか気候が安定しないのも春がやってきた証拠と言えますね。

 

小学校受験の準備の中、お子さまの成長の過程で、すんなりできていたと思えたことがいつの間にかできなくなっていたり、完成したと思っていたものも実は途中に抜けていることがあるとわかって結局最初からやり直したり…。

目に見えて上達していることはなかなか思い当たらず、できていないことや思い通りにならないことが多く感じられてヤキモキ焦ってはいませんか？

 

そんな時期は、まだ少し風が冷たく感じる日でも、お子さまとご一緒に外に出て少し歩いてみましょう。

木々の枝の小さい芽、数匹の蟻、鳥たちが鳴く声、様々な春の事象を五感を使って体感してみましょう。

小さな発見は、感性を鍛えて記憶力の向上にも役立つはずです。

 

同時に、年長さんの子どもたちが身体を使った連続運動にチャレンジするキッカケができるのもこの時期です。
縄跳び連続100回飛び、ドリブル連続100回、逆上がりチャレンジ。志望校の受験考査に関係なく、新しい明日に向かって目標を定めて努力する気持ちは、自然とお子さまの成長の糧となるものです。

 

持久力、瞬発力、感受性。小学校受験に必須な幼児の成長の一つであり、また合格というゴールの先につながれていく、個人の人格を形成する基盤となるものでもあります。
身体の成長と情緒の安定と知識の向上は、すべて一つの直線上にあるものなのでしょう。

 

「せんせい！ ドリブル100回検定お願いします！」「わたしは今日は100回縄跳びにチャレンジ！」「逆上がりはまだ練習中なんだよね、がんばる！」

年長クラスのみんなの元気な声が響く湘英会のお教室には、あたたかな春の陽気が満ち溢れています。